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久しぶりの読書

2006.08.06 17:35 | カテゴリー:本・音楽 |

ここ2週間くらいで、2冊の本を読みました。
ここんとこ、仕事関係の解説本が多かったので、小説やエッセイは久しぶり。

読んだのは、山田詠美さんの『ぼくは勉強ができない』と長新太さんの『海のビー玉』。

ぼくは勉強ができない

住 太陽さんのブログを読んだのをきっかけに、10年ぶりくらいに、読んでみました。
当時、山田詠美さんにはまっていて、20冊くらいは読んだような記憶が。

スッと小説の中に入っていけて、一見少しひねくれたような、とても素直な主人公 時田秀美くんの高校生活を楽しめました。
山田詠美さんの書く主人公は、私の記憶では、みんな真っ直ぐ。
「こんなに真っ直ぐ生きられないなぁ」と思いつつ、気持ち良く読めるんです。

恋愛小説が嫌いじゃなくなったのは、山田詠美さんのお陰かもしれないです。
それまでもそれからも、女流作家に、数ヶ月単位ではまってまとめて読んで、しばらくプッツリ本を読まないというパターン。
最近は、はまることも少ないし、プッツリの期間が長くなってます。
まずいなぁと思いつつ…。

海のビー玉

先月、東京へ行った時に、10年来行きたいと思っていたトムズボックスへ寄ってきました。
折しも、荒井良二さんの原画展をやってました。
小さい空間でしたが、荒井さんの原画も、揃っている絵本や絵本関係の本の表紙・背表紙・グッズを堪能してきました。

でも、買えたのは、長新太さんのポストカードと『海のビー玉』。
エッセイとマンガ、そして井上洋介さん今江祥智さんとの対談、河合隼雄さんとの対談が掲載されてます。

長さんのエッセイ、マンガは、勿論ナンセンス
エッセイは、普通に普段のことを書いてるのかしらと思ったら、現実とはかけはなれていく感じ。
でも、それも真実なのかもと思えます。

河合隼雄さんとの対談は、特に面白かったです。
長さんが「僕は自分で描いたものは排泄物である」と云うと、河合さんが「直感の鋭い人っていうのは、むしろ未来に生きているわけです。だからいまやっている仕事はまさに排泄に近いわけですね」と。

昔は、今より頭でっかちだった私は、先に頭で答えを出して物を見てしまっていました。
長さんの絵本も、「下手な絵で、話の筋も通っていない。分からない。つまらない。」と思っていました。
あるとき、急に面白さが分かるようになりました。
考えずに、感じればいいんだ、と。

この東京行きでは、ビリケン商会で、「『アブアアとアブブブ』絵本原画展+長新太トリビュート展」も観ることが出来ました。
幸せ。

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